入門
帰れない小舟

男は、荷物を積んだ小舟で低い橋の下を通り、倉庫へ向かった。
荷物をすべて降ろして引き返そうとすると、今度は同じ橋の下を通れなかった。
水位も橋の高さも変わらず、舟にも異常はない。なぜ?
思い込みを、ひとつずつほどこう。
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3段階のヒント
必要な分だけ、少しずつ。
ヒント 1
変わったものは、川や橋だけを見ても分かりません。
ヒント 2
行きと帰りでは、荷物を含めた舟の重さが違います。
ヒント 3
水面の高さが同じでも、舟が水面からどれだけ出ているかは一定とは限りません。
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この謎の真相
小舟には、操縦席を覆う固定式の屋根があった。
行きは荷物の重さで舟が深く沈み、屋根が橋の下をぎりぎり通れる高さになっていた。
荷物を降ろすと舟が軽くなり、水面に対して浮き上がった。その分、屋根の位置も高くなり、橋の下を通れなくなった。
ここに気づけたら正解
荷物を降ろして軽くなった舟が浮き上がり、屋根などの高い部分が橋に引っかかる高さになった。
浮力の専門用語や、屋根の細かな形まで当てる必要はない。水位や橋の高さではなく、舟の水面から出ている部分の高さが変わったことが核心。
みんなで遊ぶときの想定Q&A
- 帰りに通ろうとしたのは、行きと同じ橋?
- はい。
- 川の水位が変わった?
- いいえ。
- 橋の高さや形が変わった?
- いいえ。
- 舟が壊れたり、故障したりした?
- いいえ。
- 荷物を降ろしたことが関係している?
- はい。
- 荷物を降ろすと、舟は前より深く沈んだ?
- いいえ。軽くなって浮き上がりました。
- 舟には、簡単に畳んだり下げたりできない屋根があった?
- はい。操縦席を覆う固定式の屋根です。
- 浮き上がった分、屋根が橋の下を通れなくなった?
- はい。
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